とび技能士を育て、地域社会に貢献する
有限会社栗栖工業

ABOUT 会社紹介

「義勇の精神」を持った技能士を育成し、地域社会に貢献できる企業を目指して精進しております

 当社を簡単に説明すると、とび技能士の育成に努め、プラントを支える鳶として発展した、安全日本一を目指す企業です。  当社の特徴は、足場仮設作業を主体として、重量物運搬、橋梁架設工事なども手掛けている総合とび工事業者で有る事です。さらに、高度な技能を持つ「とび技能士」が多く所属していることで、新卒・中途を問わず初心者でも高度な技術を持つ「とび技能士」へキャリアアップがしやすい環境といえます。  当社のもう一つの特長は、とび職の源流である火消鳶の伝統文化継承事業を通じて、古き良き日本の伝統を次世代に引き継ぐ企業として、義勇の精神を持ったとび技能士を育て、地域社会に貢献できる企業を目指し精進している事です。  当社が目指す安全日本一は、せっかく育てた技能士が、労働災害に遭わないことを願い、社員一人一人が、社内外の安全活動に積極的に参加して、安全意識の高揚を図る事で労働災害ゼロの職場を実現し、自己防衛としての「安全施工」を身につけて欲しいとの思いから、「安全日本一」のスローガンを掲げています。初心者でも働きやすい職場環境への改善に取り組み、働き方改革に努めています。  当社の魅力は、23歳までの若手が技能五輪で8年連続入賞するなど、若手技能士が活躍する会社で有る事です! 各種の資格取得を推奨して、かかる費用も全額支給され、将来を見据えてじっくり働けて、現場での実績を正当に評価されて昇格・昇給が決まるなど、若手であっても実力を正当に評価される会社です。 写真の8人の若者は、技能五輪全国大会とび職種で活躍した若手技能士達です。

BUSINESS 事業内容

 とび技能士は、ものづくりの最前線を支え、何もない状態から建物を造っていく職人です。

「義勇の精神」を持った技能士の育成
 「働く」とは、人の為に動くと書きますが、この言葉の本当の理由は、自分の為に動くよりも他がために動くことに生き甲斐を感じる事だと思います。生活の為に嫌な仕事をするよりも、社会貢献につながる仕事であり、その成果が形として残る仕事として、私たちは「とび職」を選びました。  当社は、安全活動へ率先して協力して、危険な作業をいかに安全に施工するのかを追求し、プラントを支える鳶として認知度を高め、志を持って目標を追いかける若者を応援しながら、義勇の精神を持ったとび技能士の育成に努めてきました。  「義勇の精神」とは、とび職人の源流である江戸町火消が、防災の担い手として身命をもかえりみず消火にあたり、炎にあおられても纏(まとい)と供に一歩も引かず、人々を守って来たとされている事から、後世に残すべき心得として社員教育に取り入れ「とび伝統文化継承事業」を行って義勇の精神を持った職人を育てて参りました。  現代においては、命を懸けた作業は好まれず、より安全により安心できる施工が要求される事から「命を守る技術」で造られた足場材を提供する事で、安全日本一を目指す企業として精進して参りました。  これからも、「安全日本一」を掲げ、初心者でも働きやすい職場環境への改善に取り組み、働き方改革に努めて参ります。 写真は、地元の宇部市が主催する「宇部まつり」にて披露させて頂いている、鳶木遣り、纏振り、梯子乗り(とび伝統文化継承事業)での記念撮影です。
我が社の求める人材
栗栖工業グループでは、プラントを支えるとび技能士を目指す若者を募集しています。  鳶職は、町を造り生活を支える基幹産業である建設業には、なくてはならない存在です。 『知恵のある奴は知恵をだせ、金のある奴は金を出せ、知恵も金も無い奴は汗を出せ』この言葉にあるように、先人の教えを忠実にとらえ、受け継がれた技能と最先端の技術とを融合させて、物事を成し遂げる『知恵と度胸』が必要な職種といえます。 仕事はやってみないと分かりません。自分に合った仕事を探そうなんて思っても、何十年かかっても巡り会えないでしょう。『好きこそものの上手なり』この言葉の通り、自分が好きになればどんな事でも楽しんで出来るものです。学歴や性別は問いません。  栗栖工業グループでは、志を持って目標を追いかける若者を応援してまいりました。これからも、多くの技能士を育成して、若者が夢を実現していける力を身に付けられるよう応援したいと考えています。

WORK 仕事紹介

「命を守る技術」で造られた足場資材を提供する企業です

次世代足場ファステックを使用した仮設工事
 [建築工事]:躯体工事などの足場には、次世代足場ファステックを採用して、安心安全な足場の組立て、解体作業が実現できました。  [土木工事]:高速道路、鉄道関連の高架橋や一般道橋梁補修工事での吊り足場は、従来工法よりも安心安全なシステム吊り足場クイックデッキを採用する事で、組立て、解体作業の人員の削減や完成後の本作業が効率よく安全にできると好評です。  [プラントメンテナンス工事]:建設工事のようなスマートな構造体と違って、プラントは配管類が血管のように張り巡らされ、煙突や鉄塔が建ち並び巨大なタンクやサイロが街並みを形成する機械の街です。そこにメンテナンス用の足場を組むのは、熟練した技能と職人の感が頼りとされます。  足場の施工だけを手掛ける会社と違い、仮設総合計画の段階から打合せ、安全で効率の良い作業を実現するための最善の仮設計画を立案し、必要とあれば仮設資材の開発も行っております。
重量物搬入用の仮設構台(ファステックにて施工)
 次世代足場「ファステック」は、くさび緊結式足場が進化した足場と表現できますが、その実態は枠組足場の強度を超える耐久性と安全性が特徴の、万能な足場です。 ・枠組足場のように、作業通路幅が固定されていないので、支柱と腕木材の配置を変える事で現場に合わせた形の足場が簡単に作成できます。 ・クサビ式の金具を固定する仕組みになっている事から、枠組み足場で使用していた布材(床付布枠)が転用できます。 ・枠組足場と比べて、各層の階高が、1800㎜なので頭を打つことが少なくなり、歩きやすくなりました。しかも揺れが少なく安定した状態での作業が可能です。(当社の保有材料での比較より) ・写真で紹介しておりますとおり、4t程度の機材を搬入するための構台を設置する際には、支保工としても転用できるのなど色々な用途への転用が可能です。
安全な吊り足場、クイックデッキの施工トレーニング
クイックデッキ(QuikDeck)は、安心安全な吊り足場です。  これまでは単管吊り足場を施工する方法しかなかった、危険で困難であった橋梁補修用足場など、隙間が多くて墜落の危険性が高く、施工時においても危険作業として扱われてきましたが、クイックデッキによって大空間を安全かつスピーディーに施工でき、その高い安全性と作業性は技能者不足を補うには申し分ない足場資材です。  当社では、クイックデッキトレーニングセンターを開設するほか、各メーカーの次世代足場の展示場を併設し、とび技能検定実技試験会場として開放する事で、県内のとび技能士が受験の際に集うなど、同業他社の交流の場としても活用され、若年層の新規雇用拡大にも貢献できております。

INTERVIEW インタビュー

第57回技能五輪全国大会にて、西村真人が金賞を受賞!
技能五輪全国大会での成績についての感想
□技能五輪全国大会では、最初から狙っていました。頭の中は金賞しかありませんでしたが、実際に受賞してホッとする気持ちと、達成感でいっぱいです。 弱い自分を変えたいと思っていた時に、出場に向けて練習している先輩を見ていて、自分も出場して賞が取りたいと思いました。 速さと正確さ、安全性を最優先した作業手順は、日頃の現場作業での気の使い方とは違うので、かなり神経を使いました。基準柱の建て方、番線止め、釘打ちなど、全てに苦労しました。
会社への想い、仕事に対する意気込み
これまでに先輩方が築き上げた成果が、自分を金賞へと導いてくれたことに感謝しています。 仕事は好きです。もっと上手くなりたいし、早く1級技能士を取得して、その先の登録鳶土工基幹技能者になりたいです。そして、安心して仕事を任せてもらえるとび職人になりたいです。
現在の仕事(作業内容)
足場の施工です。次世代足場ファステックや吊り足場のクイックデッキを使った現場で、組立解体を行っています。 □足場の組立等作業主任者を取得しましたので、早く現場を任せられる技能士になりたいです。

FAQ よくある質問

今まで、とび職人として働いて来たけど、世間の評価が低いと思いませんか?給与や待遇面ではどのように対策されていますか?
当社では、とび技能士の処遇改善と働き方改革に尽力しています。 ・業界団体を通じて、とび技能士の現場常駐制度を拡充して頂き、技能士が居なければ作業が出来ないと言われる環境整備を行っています。 ・技能検定試験に協力することで、技能士の育成にも貢献しております。お陰様で、自社に所属するとび1級技能士は、40名を超えております。 ・国土交通省が所管する、登録鳶土工基幹技能者も22名が在籍しており、協力業者にも多数の技能者が育っております。 ・週休二日制に対応し、隔週で土曜日を休日としましたが、休まず働く者のほうが多く居るので休日出勤手当が増えて出費が増えました。 ・新卒採用者は、完全週休二日制での月給制にしておりますが、休まず働きたいという若者が多く居るので、休日を増やす事への対応が難しいです。
資格の取得についての支援や、取得後の待遇についてはどのようにされていますか?
資格の取得については、普通自動車免許や中型、大型免許の取得を奨励しており、出来る限りの支援を行っております。 ・安衛法で定められた教育や技能講習などは、会社が全額負担で受講できるようにしていますので、作業主任者や小型移動式クレーン、高所作業車などを8割以上の社員が取得しています。 ・厚生労働省が所管する、とび技能士(職業能力開発促進法)については、1級、2級の受験資格に応じて奨励し、練習機材の貸出や費用面での全額支援を行っております。 ・国土交通省所管の登録鳶土工基幹技能者については、社員から講師を育成する程に注力しており、西日本でも最多の所属数となっています。 ・技能を身に付けた社員には、施工管理技士の資格取得も奨励しております。