「義勇の精神」を持った技能士の育成
「働く」とは、人の為に動くと書きますが、この言葉の本当の理由は、自分の為に動くよりも他がために動くことに生き甲斐を感じる事だと思います。生活の為に嫌な仕事をするよりも、社会貢献につながる仕事であり、その成果が形として残る仕事として、私たちは「とび職」を選びました。
当社は、安全活動へ率先して協力して、危険な作業をいかに安全に施工するのかを追求し、プラントを支える鳶として認知度を高め、志を持って目標を追いかける若者を応援しながら、義勇の精神を持ったとび技能士の育成に努めてきました。
「義勇の精神」とは、とび職人の源流である江戸町火消が、防災の担い手として身命をもかえりみず消火にあたり、炎にあおられても纏(まとい)と供に一歩も引かず、人々を守って来たとされている事から、後世に残すべき心得として社員教育に取り入れ「とび伝統文化継承事業」を行って義勇の精神を持った職人を育てて参りました。
現代においては、命を懸けた作業は好まれず、より安全により安心できる施工が要求される事から「命を守る技術」で造られた足場材を提供する事で、安全日本一を目指す企業として精進して参りました。
これからも、「安全日本一」を掲げ、初心者でも働きやすい職場環境への改善に取り組み、働き方改革に努めて参ります。
写真は、地元の宇部市が主催する「宇部まつり」にて披露させて頂いている、鳶木遣り、纏振り、梯子乗り(とび伝統文化継承事業)での記念撮影です。